頭皮の皮脂が多い方は要注意、脂漏性(しろうせい)脱毛症の原因と対策

1.脂漏性脱毛症とは
脂漏性脱毛症ということば、聞いたことがある方も多いでしょう。皮脂が毛穴を塞いでしまうために髪が抜けると思いがちですが実は違います。頭皮には常在菌がありますが、皮脂で塞がれた毛穴の周辺でこの常在菌が過剰に繁殖し、その結果として毛根が炎症することで毛が抜けてしまうのです。

脱毛症に悩む人のことをよく、脂漏性脱毛症ではないかと疑いますが、実際にこの病気になるのは脱毛で悩む人の1%にも満たないのです。

脂漏性脱毛症の症状は、拡大しなくても肉眼で見えるほど毛穴に皮脂が詰まっています。また、それを取り除くと毛穴が赤く炎症を起こしているのが大きな特徴です。
そして、毛穴に着いた皮脂を取り除いたとしても、またすぐに皮脂が大量に出てきて、頭皮が皮脂で覆われた状態になってしまいます。

2.脂漏性脱毛症の原因
脂漏性脱毛症につながる過剰な皮脂の分泌は、ホルモンバランスの異常からおこりますが、これは、栄養のバランスの悪化や、過剰なストレスといったものが大きな要素になっています。
また、思春期の世代で発症することが多いですが、これは成長期の精神的に不安定な状態が要素になっているといえます。

3.脂漏性脱毛症の対策
まず頭皮の状態改善のため、特に炎症が治まるまでは、刺激の少ないアミノ酸シャンプー等でやさしく洗うことで、頭皮に着いた皮脂を取り除くことが必要です。

また、ホルモンバランス異常の改善のため、 ビタミンB群を多く含む、野菜、豆、卵などや、食物繊維を多く含む、イモ、海藻、キノコを積極的に摂ることをおすすめします。また、脂肪を多く含む肉、ナッツ、スナック菓子、インスタント食品は避けるようにし、野菜を多く摂る食生活にしていきましょう。

そして日常からストレスをため込まないよう、スポーツなど適度な運動をしたり、体を動かしながら自然に触れるなど、心身をリフレッシュする時間を持つことを習慣化しましょう。